伝記
ザレマ・タヴィトヴァの家族の生活は、仕事、友人との交流、花壇の手入れ、旅行など、平穏に続いていました。長年にわたり、ザレマと夫は家庭を築き、子どもたちを育て、その成功を喜び合ってきました。しかし、2026年夏、この安定した生活が脅かされることになりました。刑事訴追が家族の複数のメンバーに及んだのです。
ザレマは1974年、北オセチア=アラニア共和国アルドン市で生まれました。彼女は5人きょうだいの末っ子で、2人の兄と2人の姉がいます。「父は本当の神に祈っていましたが、その名を知りませんでした」とザレマは振り返ります。「父は常にオセチアの法と伝統を忠実に守っていました。私たち子どもにも、人々を敬い、道徳規範を大切にするよう教えました」。ザレマの母は、会計士の資格を持ち、ずっとコルホーズで働いていました。父は5年間海軍に勤務した後、長年大工として働いていました。
ザレマは高校卒業後、ウラジカフカスに引っ越し、北オセチア国立大学の初等教育学部に進学、ロシア語指導法の資格を得て教師として働きました。2006年に職業を変え、現在までネイルアーティストとして働いています。
ザレマは将来の夫ザウルベクと、いとこヘタグの結婚式で出会いました。1999年から一緒に暮らしはじめ、聖書の見解を知った2008年に婚姻届を出しました。
ザレマはヘタグを通して聖書に出会いました。初めて聖書に神の名が記されているのを見て、彼女は衝撃を受けました。「私は創造者の名がエホバであり、それを伝える人たちが真理を教えていることに気付きました」。後に、ザウルベクも聖書に興味を持つようになりました。エホバ神への信仰は夫婦共通の人生の道となり、2010年7月、同じ日にバプテスマを受けました。「お互いをより信頼し、さらに暖かく敬意をもって接するようになりました」とザレマは語ります。
ザウルベクはスポーツに取り組み、フィットネストレーナーとして働いています。家族には二人の子どもがいます。娘のアイダはリハビリテーション専門家で、息子のダビドはプログラミング関係の仕事に就いています。
2026年6月、ザレマ・タヴィトヴァは過激主義に関する刑事事件で訴追されました。彼女の夫といとこも同様に訴追され、娘は証人として呼ばれました。「私の家族は、現代の文明社会でこのようなことが起こりうるのかと驚いています」と、ザレマは述べました。
